お家の子になりました
オセロは、2019年9月より、マスターとママのお家の子になりました。
そのため、毎日マスターとママと行動を共にしています。
お店にも居ますが、看板犬ではありません、私達の子供です(笑)
ここは、察して下さい。
なぜ、お家の子になったの?
元々は、ママの息子さんが譲り受けて、ママのお家にいたんですけど…
ママとマスターが結婚して、ママがお家を出て…
譲り受けた息子さんも、結婚と二人目のお子さんが生まれるのを機に、お家を出て…
もう一人の息子さんと、お婆さんと、お家にいたんですけど…
ママ大好きな、オセロは、お店の定休日しか会う事ができなくて…
ずっとお家でお留守番をしていました。
そんな中、お店に、ワンコのお友達がお店に遊びに来てくれる時に、オセロが初めて、お店に来ました。
そこから、ワンコのお友達が遊びに来てくれるようになって、その日だけお店にくるようになりました。
そんな中、ママが入院、手術、療養している一ヶ月ほど、オセロとママは、会う事が出来ませんでした。
再び再会した時、何とも可哀想な状態に…
病院に連れて行き、2週間ほど看病のため、お店が終わって、ママはお家に泊まり込んで、暫し別居状態になっていました。
その間、マスターは、送迎。流石に、マスターも先が見えない状況に限界を感じました。
以前より、オセロを引き取りたいとママに言われていたんですけど、どうしても踏ん切りがつかず…
定休日の度に、オセロに会いに行く。
いつになったら、一緒に住めるの?
毎日、オセロの心配をしているママがいたんですけど、だんだんオセロの事で言い争いには、ならないにしても、お互い内心葛藤が常にありました。
お互い口に出したら、喧嘩になって、別れていたと思います。
当時の住まいは、ペット不可の物件だったので、引越し先を探さなければならなく、引越し代、事務手続きなど、面倒な事が沢山…
それよりもっと大きな事が、犬と一緒に暮らす生活をした事がなかったのと、元々犬が苦手だったので、直ぐに「いいよ」とは言えなかったですね。
しかし、オセロの、あの可愛そうな姿、病院で治療中に聞いた事のない泣き声を聞いた時に、もう引き取るしかないと、心に決めました。
色々なハードルを乗り越え、引越しを済ませ、ようやくオセロと共に過ごす生活が始まりました。
飲食店にワンちゃんって大丈夫?
オセロを引き取ったのは、いいのですが、当初の話では、お家でお留守番をさせる事になっていたんですが…
犬生は、短い!
それなのに、一日中、お部屋に閉じ込めていたら可哀想!
という事で、可能な範囲で、お店に連れて来ています。
マスターが常に心配しているのが、飲食店にワンちゃんが居てもいいのだろうか?
クソ真面目な、マスターは何かしらの確証がないとダメな人なので、念のために、保健所に説明を聞きに行きました。
結論からいうと、大丈夫でした。
ただし、厨房に入れてはいけない。
ペット用と人間用の洗い場を分ける事。
それが守れれば、大丈夫との事。
ただ、看板犬として、その対象の犬を展示物のようにして客寄せをする場合、専従の資格を持った人員を配置しなければいけないとの事。
なので、オセロは看板犬ではなく、たまにお家からお店に来る場合がありますよ!という感じです。
お客さんはどう思うのだろうか?
保健所的には、大丈夫。ただ、お客さんはどう思うのだろうか?
以前、ワンちゃんOKのカフェを営んでいるオーナーさんにお話を聞かせて頂いた事があります。
そこは、ドッグランも併設されていて、ワンちゃんOKのエリアと、一般のエリアが区切られているお店なので、ワンちゃん連れは、一般のお客さんに迷惑をかけることはないようです。
ただ、ワンちゃんOKエリアに来るお客さんのマナーが悪くて困ったという話を伺いました。
店内で、おしっこ、ウンチをしてもそのまんま、片付けないで帰ってしまう人。
犬のウンチ袋をトイレに流して、帰ってしまう人。
犬同士のトラブルを店側に言いがかりをする人。
ご近所から、クレームがあったりと…
また、別のお店では、最初は結構お客さんが入っていた店だったのが、ワンコOKにしていたら、ワンコの仕付けができていなくて、一般のお客さんが不快な気持ちを与えてしまい、その噂が広まって、お客さんが遠ざかってしまった。
そんな話を聞いてしまったら、不特定のワンちゃん連れのお客さんを受け入れて、大丈夫だろうかという心配があります。
ママもそうですが、ワンちゃんを飼っている人からしたら、マナーを守るのは当然、当たり前と思っている人が大多数だと思いますが、中には、非常識な人がいるという事を想定しなければいけません。
当店は、ドッグカフェではありません
先に書いたような問題もある事から、当店はドッグカフェとは、していません。
ドッグカフェとして、不特定のワンコ連れのお客さんを受け入れるのは、避けようと思っています。
今の流れで、営業できればと思っています。
ワンちゃん同伴について
圭縁は、「どどえん」と読みます。
マスターが「圭一」で、ママが「圭子」といいます。
同じ「圭」の字を使っていて、ママが昔、「どどこ」と呼ばれていました。
土(ど)が上下にあるので、「どどこ」と言われたいた見たいです。
その二人がご縁をしたので、圭縁を「どどえん」と読むようにしています。
ご縁で生まれたお店なので、多くの方と圭縁をとおしてご縁をしたいという思いを込めて立ち上げたお店でもあります。
今の流れは、インスタをきっかけに、お知り合いになったワン友さんがご来店頂いています。
ママのインスタ @dodokos でご縁したワン友さんが、ご来店。
ワン友さんが、お友達のワン友さんを連れてご来店。
こちらから、インスタを見て気になった方をフォローして、お近づきになって、ご来店。
お知り合いからの紹介で、ご来店。
たまたま、通りがかりの方で、ワンちゃんを連れていて、食事をする場所を探している人と声がけをして、ご来店。
いずれも、何かしらのご縁があった方が、ご来店頂いています。
皆さん、ワンちゃんを我が子のように可愛がっていて、マナーもしっかりしていて、お店側にも配慮して頂いて、マナーベルトをしてからご入店して頂いたり、トイレを察して外に連れ出して済ませて下さったり、粗相をしてしまっても綺麗に片づけて下さっています。
ガウガウしてしまうワンちゃんは、カートのままだったり、ママさんパパさんがずっと抱っこして下さったり、配慮して頂いています。
これからも、何かしらのご縁で繋がった方であれば安心して、受け入れられると信じています。
オセロと暮らすまでの絆
オセロとの出会いは、上のタキシードを着た写真を見せて頂いたのが最初です。
お付き合いしてから、初めてママのご自宅に伺った時に、始めて生オセロとご対面。
その時は、オセロの体を恐る恐る触るので精一杯でした。
椅子に座っていたら、オセロが手をマスターの足に置いてきたので、珍しいねと言われたような…普段、知らない人にそんなことはしないようで…
最初に、オセロを抱っこしたのが、車で熱海までトリミングに連れて行かなければいけない時があり、危ないから助手席に乗ってオセロを抱っこして連れて行くのを手伝って欲しいと言われた時ですね。
マスターは、首の手術をして退院はしていましたが、首を固定していたので車の運転はできない状態でしたので、助手席でオセロを抱えていかなければならなかったので、覚悟を決めて、任務を遂行(笑)
それからは、オセロに会う機会も増え、車でお出かけ、オセロとの散歩も一人でできるようになりました。
抱っこもできるようになり
オセロにおやつをあげたり
シャンプー後にドライヤーで乾かしてあげたり
些細な事だけど、一つ一つオセロとの関係を深めていきました。
極みつけは、オセロの治療中の出来事。
ママも目の手術後だったので、ママに出来ない事もあるので、そしたらできるのはマスターだけなので、やるしかない。
目薬をさす
睾丸が腫れあがってしまっていたので、患部に薬を塗る
首のカラーをつけたり、外したり
おトイレの世話など
ち◯ち◯の皮をむいて、濡れティッシュで拭く
薬を塗ったり、カラーを付けたり外したりするのは、オセロが本当に嫌みたいで、本気で抵抗するので、本当に大変でした。
可哀想だけど、無理やりやらなければいけないので、必死でした
カラーをつけてしまうと、カラーが周囲にぶつかると、怖がってしまって動けなくなってしまいます。
食事は、手で口元に持っていって食べてくれたのでよかったのですが、トイレはダメで、トイレのたびにカラーを外して、終わればつけるという事をしなければいけなくて、付ける時は逃げ回って、捕まえても暴れて逃げちゃうし、本当に気が変になっていました。
でも、時間と共に、患部の状態も良くなり、カラーをしなくていいよと、医師に言われてやっと、別居生活も解消
その後も、自宅からオセロを迎えにいき、店に連れてきて、また、オセロを送って、自宅に戻るという生活が続いて、引越し先を決めて引越すまでの辛抱と言い聞かせて、日々を過ごしていました。
オセロと暮らしてみて
オセロと暮らして、3ヶ月が経ちました。
生活のリズムもできて、オセロとの暮らしにも慣れて来ました。
多分、オセロも慣れて、自分の家だと分かってくれていると思います。
朝は、起き抜けにオセロとの散歩が、マスターの日課。
お店に来れば、着いたと同時にお散歩のおねだり
帰るまでに何回、散歩行くんだろうと思うくらい、散歩してます。
お店に着いた後の散歩は、ママの日課です
オセロも散歩の要求以外は、無駄吠えはしないで、大人しくしてくれています。
一度だけ、ご来店頂いて、犬が居るのがわかったら帰ってしまった方はいましたが、それ以外は、嬉しい事に皆さん受け入れてくれています。
犬が好きな方は、可愛いねと可愛がってくれています。犬好きの方は、皆さん優しいですね。
オセロとの共同生活は、お互いに慣れてきたのかな?
だんだん、意思疎通もできてきた気がします。
情も移るし、可愛さも増してきました。
本当に小さな、子供みたいです。
本当に抱っこが好きで、寂しなったり、眠くなったりすると、クンクン言って抱っこの要求。
たまに、手がかかって、ウザくなる時もありますが、憎めないですね。
オセロには、人生初めての経験をさせて頂いています。
オセロから学ぶ事もあるし、小さな身体で一生懸命生きている姿も愛おしい、何を考えているのかな、何が好きで何が嫌いなんだろう。
自分で綺麗にする事はできないから、人間が綺麗にしてあげないと。
犬も綺麗好き。
今まで、可愛いそうだったなぁ…
今は、一日一日幸せかな?
オセロと暮らす事になったのも、運命だったのかな?
家の子になって、オセロは幸せになれるかなぁ。
神様、私達とオセロが益々幸せに暮らせるように!